とにかく私は、うつに対する知識がまったくなかったし、周りにそういう人もいなかったので、まずはAmazonで評価が高かったうつ病の人の気持ちがわかる本と、ベタですが映画にもなってたツレがうつになりまして。
を読んでみることに。
ツレがうつになりまして。は絵柄がヒットしたのかなぜか夫が先に読んでました(笑)が、
うつ病の人の気持ちがわかる本を読むと、今まで何気なくやっていたことや夫に勧めていたことがすべて「ダメ」と書かれていて私猛省。
ちなみに私がやっていたことや夫に勧めていたことでダメだったことは以下。
◆ひとりにする
何でもネガティブに捉えてしまう状態なので、それが重い時にひとりになると、良からぬことを考えて実行してしまう(自殺など)恐れがあるからダメなんだそうです。
また、良からぬことを実行するために元気になったフリを装ってひとりになろうとする賢い?人もいるそうなので、うつ状態なのを知ったらできるだけ一緒にいてあげることが大切なんだそうです。
◆ひとりで病院に行かせる
本人だけで病院に行くと、うそをついたり(うつになる人ほどしっかり者が多いので「自分は何ともない」とか「うつなわけがない」と思い込んでることがあるそうです)自分で自覚していない病状をうまく説明できなくて医師に伝わりにくかったりして、適切な処置をしてもらうのに時間がかかる場合があるんだそうです。
◆気分転換(散歩など)をするよう勧める
やりたい気持ちもあるけど「何もしたくない」「何もできない」のがうつの状態なんだそうで、本人が「やりたい」と思って動かない限り、むりやり何かをさせてはいけないと書かれていました。
むりやり気分転換させると、うまく気分転換ができなかったことにショックを受けて、落ち込みがさらに激しくなってしまうんだそうです。
私は日ごろから自分を「ろくでもない人間」だと自負しているので(笑)自己啓発的なことが好きですぐ試してみるクチなんですが、夫はそういう知識を仕入れてもあんまり実行しないんで、傍でヤキモキしている私を見て落ち込んでいってたのかも知れません^^;
◆「今日何食べたい?」などと、選択式じゃない質問をする
私が作ったものを食べるのが至福の時と豪語する夫だったので、晩ごはんはいつも「何食べたい?」から始めていましたが、うつの時は頭の中に楽しい想像ですら広がりにくいので、できるだけ選択肢を狭めてどちらかを選ぶスタイルにしてあげるのが大切とのこと。
それを知ってから我が家のごはんは「A定食とB定食(?)どっちがいい?」になりました。
どっちを選んでも「私もそっちがいいと思ってたんだ」と応えると嬉しそうに飛びついてきます(笑)
◆「そんなにイヤなら仕事辞めてもいいよ」と言う
仕事を辞めるって人生において重大な決断ですよね。
うつ状態の時にそういう大事な決断をひとつさせることによって、仕事を辞める→離婚→親や子どもと絶縁などといった感じにエスカレートしていってしまうんだそうです。
ちゃんと就職してるなら“休職”という制度が使えるところも多いので、仕事に行ける状態じゃなかったら職場に休職を届け出ましょう。
もしどうしても休職を許さない職場だったら辞めることになると思うけど、事前に職場の信頼できる人とハローワークに相談しておくと失業保険など申請する時、手間取らなくて済みますよ。
とまぁ、こんなところでしょうか。
しかし私、見事に夫を追い詰めてますね。
ヒドイ仕打ちもいいトコだ><
Archive for the ‘実録うつ夫’ Category
夫がうつだとわかって最初にしたこと
初めての抗うつ剤処方までの話
夫はもともと、超真面目で慎重派。
お姉さんな義妹には「石橋を叩いて叩いて叩きまくって壊したあげく、渡らないタイプだね」と苦笑されることもあって、何がコワイのか?とにかく失敗をしないための熟慮は惜しまない人なんです。
だから超ズボラな私とは正反対な性格で、
そこもよくて結婚したんだけど・・・
ぶっちゃけた話、暗く見える時もあり(笑)
“物静か”と言えば聞こえはいいけど、
考える時間が長すぎて自分でも何考えてたか忘れちゃうときがあるんですって^^;
そんな夫が、夏ごろから塞ぎこむようになってきて。
というのもちょっと大きなイベントが続いてたから、「疲れてるのもあるんだろうな~」と軽く見てたんだけど、イベントが全部終わってもまだ塞いだまんま。
なのでとうとう私に限界がきて(笑)
9月某日、
「病院に行ってきなはれ」
と、近所の精神科に行くことを勧めました。
最初は「えぇ~いいよ」とへらへら空笑いしてた夫も、私が昼寝をしている間にネットで調べたらしく、目覚めたら「ちょっと行ってくる~」とふんにゃりした感じで出かけて行ったのです。
その日は、睡眠誘導剤?(名前は忘れた)を処方されて帰ってきただけでしたが、その病院(というか先生)を気に入ったらしく、ここ最近では一番明るく診察を受けたときの話をしてくれたので、「あぁ、一時的なものかな」と思って終了しました。
それから月1~2回程度の割合で、先生に状態を報告しつつ薬を処方してもらう日々が続いていたのですが、ある日突然、仕事に行ったはずの夫が叩くようなドアのノック音が・・・
ちょうど“郵便局員を装って殺人”という事件が起きていたときだったので、
心底ビビッて1回奥に引っ込んだ(笑)のですが、もう1回同じノック音がして「嫁さぁ~ん、オレだよ~う」という声がしたので恐る恐る開けてみると、夫が「帰ってきちゃった」と少し笑って立っていました。
超がつくほど真面目な夫がふざけ半分で仕事を休むなんて!
ドアを開けてまたビックリした私ですが、話を聞くとどうも同僚の1人とうまくいっていないらしく、それが苦痛で職場へ向かう足が止まってしまったとのことだったので、その日はおとなしく見守りました。
それがリフレッシュになったのか?次の日からは順調に仕事に行き始めたのですが、
その間、今までもらってた薬が効かなくなってきたようで、途中で薬を変えてもらって。
でも1ヶ月ほどしたらまた、「帰ってきちゃった」。
あちゃ~。
この時もドアを開けたら笑顔だったのであんまり気にしなかったのですが、
また1ヶ月ほどしたら「帰ってきちゃった」。
その日はもう笑ってなかったので、「これはヤバイ」とすぐ病院に行かせたら
「新しい薬に変わった~」と言うので見せてもらうと、アモキサンカプセル50mg。
その名前を聞いてなぜかアダモちゃんが頭に浮かんでしまったほど、
そういう方面にうとい私はすぐにネットで調べました。
したら、アモキサピンとも呼ばれているみたいですね。
それまでも、新しい薬をもらってくるたび検索はして見てたんですが、どれも“睡眠導入剤”や“精神安定剤”と言った説明のみだったので、「ハーブとかアロマとかの医療領域なんだろうな~」とのんきにかまえてたんです。
だけど今回初めて“抗うつ剤”を処方されたと知って衝撃。
しかも普通なら1日150mgまでが限界のところ、50mgを朝晩2回で合計100mg。
「初めての処方にしちゃあ多すぎないか!?」と一人突っ込みしましたよ。
「この人、暗いんじゃなくて“うつ”なんですよ」と第三者から突き付けられた結果になりました。
